〜From剱持先生〜
9月30日〜10月1日、岩手県陸前高田市高田第一中学校仮設住宅集会所に『ヨーガと眉メイク＆リンパマッサージ』を届けに行って来ました。
今回は女性限定で、女性に元気を取り戻して頂ければという思いからです
眉を整えるだけでお顔の印象が明るく変わり、皆様綺麗に変身！
女性はいくつになっても美には関心がありますね
お顔のリンパマッサージ、そして足のマッサージもお顔の血色がとても良くなりリラックス
みんなでお茶っこ、お話に花が咲き楽しいひと時
お菓子はアナスタの会員様から「お役に立てて」と頂きました。 想いをつないで、、、ありがとうございます！！
前回訪問した高田高校仮設住宅集会所。嬉しい再会
前回お世話になった自治会長さん
前日は台風が来ていたのでアナスタの皆様が心配して祈っていてくださいました。そのお陰でほとんど影響を受けず素晴らしい朝陽
朝のヨーガタイム。 美しい三陸海岸の海を願ってカメさんや魚になりました
「朝作ったから帰りに食べて」とお大根の煮物を頂きました。
愛情が沢山詰まった美味しい美味しいお大根に心がホッコリ
「昨夜は久しぶりにぐっすり眠れたよ！」「ヨガは初めてだったけれど身体動かすと気持ちいいね」「ヨガは若い人がするものだと思っていたけれど私にもできて良かった！」などなど
そして眉も「自分で描いてみた」と復習もしっかりされて・・・皆様に楽しんでいただけたようでした
そして、、、帰りに立ち寄ったリクカフェで素晴らしい出逢いが。
創業205年という歴史を持つヤマセン醤油、味噌を製造販売する株式会社八木澤商店の河野和義会長です
八木澤商店は津波で全てが流失してしまいました。
現社長の息子さんから「おやじ、やろう！」の一声で従業員の方誰ひとり解雇することなく全てを失ったところからの奇跡の再生。
民放でも取り上げられ全国を講演されていらっしゃる河野様から直接感動的なお話を伺うことが出来ました。
『やる気さえあれば人は何でも出来、愚痴をこぼさず言い訳をしないで真っすぐに進めば運は開かれてくる。
愚痴をこぼしたい時、言い訳をしたい時もあるよね。そんな時はそういう自分を認めてあげればいいんだ』と。
震災で考え方が180度変わったとおっしゃる河野会長の言葉には重みがありました。
そして私が一番心に残った言葉
「今、世の中の人は絆ということを軽く言い過ぎている」ということ。
絆とは、人と人が逢って直接話して別れたら又その人のことを想い、逢い、話して、、、と その繰り返しで心が少しずつ開かれていく。それが絆となっていくと。。
震災後、絆という言葉だけが先行しているように思います。
本当の意味での絆を結べますように。私はまた陸前高田へ行きます！！
最後に河野会長が震災後、感じて書かれた「大切なこと」の詞をシェアしたいと思います。
大切なこと
みんなが笑っていられること。
夢中になれるものがあること。
「ありがとう」が素直に言えること。
子どもたちがいのちをいただくことの大切さを知ること。
お天道様にはかなわないことを体で感じること。
命あるものをそだてるのには
いっぱいの時間と愛情をかけること。
「いただきます」と手をあわせること。
家族で食卓を囲むこと。
心配りができること。
おじいちゃん、おばあちゃんを大切にすること。
子どもたちをいっぱいほめてあげること。
両手いっぱいひろげて
ぎゅうっと抱きしめてあげること。
「どうしてなんだろう？」がいっぱいあって、
それが少しずつでもわかるようになること。
おとなになって
「これがわたし」と言えるようになること。
愛している人たちに、恥ずかしがらずに
「愛しているよ」と表現ができること。
陸前高田には美味しいものがいっぱいあることを
みなさまにお伝えすること。
みなさまが「おいしい」と言ってくださる商品を
つくりつづけること。
みなさまが健康でいられること。
そして
みなさまが幸せであること。
岩手県陸前高田市株式会社八木澤商店
