4月23日(火)の夜に、KNOB(ノブ)氏の演奏するディジュリドゥを聞きに、六本木にあるライブレストランに剱持先生と行きました
KNOB氏をご存知の方も多いと思いますが、オーストラリアの先住民族アボリジニの民族楽器、「ディジュリドゥ」の奏者で、スタジオ３０周年記念パーティーでは、その音色を披露して下さいました。
今回のパンフレットには
「始動」のタイトルがついています。
さて、何の事かと思っていましたら、KNOB氏のディジュリドゥと、塩入俊哉氏のピアノ・シンセサイザーと、楯直己氏のパーカッション・ヴォイス・笛の三名で数回コラボレーション演奏をしてこられたのですが、このたび「本格的にユニットを結成し活動をして行く」、と言う意味での「始動」だそうです
そのユニット名は
Ｉｎｆｉｎｉｔｙ Ａｒｔｓ Ｍｕｇｅｎ
結成ホヤホヤのライブに参加出来て、嬉しいです
その音楽はピアノ、シンセサイザー、ドラム、笛、鐘、鈴、ディジュリドゥ、その他名前もわからない楽器達で創られていきます。
曲目もそれぞれにありますが、摩訶不思議な音の重ね合わせです
身体がすっぼりその空間に包まれ、浮かび、ヒタヒタと内側も浸って行く感じです。
ディジュリドゥとドラムの低い音は大地の鼓動の様に心臓奥深くまで響き渡り、ものすごいエネルギーを感じます。
ピアノの音は私達の向かう方向を指し示すように鳴り、ヴォイスや笛が全ての祈りと愛を歌い上げるように響きます。
ゲストのKazu Matsui氏の尺八は透明で純粋な音色で、慈愛と祈りを更に天へ、宇宙へと広げて行くようでした
剱持先生も
「各々の楽器や声の響きが絶妙にマッチして不思議な世界を創り出し、宇宙空間へと広がって行く波動が感じられる素敵なライブでした。」と感想を話されました
又、所々に入る映像も素晴らしかったです。
Ｉｎｆｉｎｉｔｙ Ａｒｔｓ Ｍｕｇｅｎの皆様、素晴らしい夜をありがとうございました。
「Ｉｎｆｉｎｉｔｙ Ａｒｔｓ Ｍｕｇｅｎ」で検索しますと、ＹｏｕＴｕｂｕでライブの一部が見られます。(前回のものだと思います)
もしお時間がありましたら、皆様にもこの不思議な空間を体験して頂きたいです
寺山恵美子
