先週、京都の実家へ帰省しました。
最近は、年々年老いていく両親を見て、あと何年一緒に過ごせるのかな、という思いと
震災後いつ何が起きても不思議ではない、という思いが強くなり、なるべく機会を作って帰省しようと
決めています。
そう思ってはいるものの、実際帰ってみると普段離れて生活している者同士、
何日間か一緒に過ごしているうちにいろんなことが見えてきます。
親と子の立場が逆転したかのように、目につく事をついつい遠慮のないきつい調子で言ってしまい、
「頑固にならない」
「人の話は遮らず最後まで聞く」
「自分の考えに固執しない」
など言い出したらきりがありません。
でも、本当はそのすべてを自分自身に言い聞かせていることに気づきます。
そういった意味で、帰省は私にとって自分を見つめる良い機会にもなっています。
親しい友人と会って、たわいのない話に盛り上がったり、生まれ育った家で両親と語りあったりと
楽しいひとときを過ごし、そして自分を見つめ、そしてまた日常へと戻りました。
スタッフ富田