紅葉がはじまった奈良に行ってきました
今回の目的は正倉院展です。
年に一度、宝物の一部が奈良国立博物館で公開されます。
正倉院には1250年前の宝物が今も9000点以上、納められているそうです。
64回目の今回の目玉は、瑠璃坏(るりのつき)コバルトブルーのガラスの容器です
近くで見るのに、30分あまり並びましたが、なんとも言えない鮮やかな色彩で、
遠い昔にシルクロードを通ってきたとは思えない、斬新なデザインに驚きを感じました。
その他、螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんびわ)、双六、など64件が展示されていました。
古代の宝物がこれほどきれいに保存されているのは、世界でもまれだそうです
関西に住んでいる、友人のご主人さまが、展示物、仏像に詳しく、今回はガイドを兼ねて下さり、
この様にじっくりみたのは、はじめてでした。
中学の修学旅行以来の奈良の旅、東大寺、興福寺、薬師寺と巡り、遠い昔を思い出しながら、
ゆっくりと秋の風情を味わってきました
豊川 敏子