先週、今週と、たて続けに指先を切りました。
最初は右手の人差し指の爪の脇。
治ったな、と思ったら
左手の中指の爪先。
なぜだろう。
気持ちが散漫になっていた、いや、なっている自分に気がつきました。
一月の第一週レッスンに「今年の抱負を心に思う」というのがありましたね。
今年、学びたいと思うことがあって、拭き掃除をしたり、台所でお野菜を切るといった単調な作業をしていると、 その事をフっと考えてしまっていました。 その事が私の中では大きな事だったのだなぁ、と思いました。
人は生活をしていて、「選択する」「決断する」という事が結構ありますが、 私はとても苦手で、決めるのに時間がかかります。
ヨーガを始めて、「考えるよりも、自分がやりたいか、やりたくないかが大切だな」と思うようになりました。
考えても答えがある、とは限らない。
それなら、自分はどうしたら心地よいのか、楽しいのか、を判断基準にすればいいと思った訳です。
なので、無意識に気になっている事があることに驚きました。
自分でも知らない自分がいて、それを発見したような感じです。
全ての物が変化していて、私も変化しています。
この怪我も、私の感覚の衰えの現れかしら。 「気をつけなさい」の合図かもしれませんね。
そうした変化と発見を楽しんでいる毎日です。
(写真は 岩手北上の山)
寺山