北海道に行ってきました。
ここは千歳市にある小川農場。大きなひまわりが満開です。
こんなにたくさんのひまわりを見たのは初めて!
ひまわりって本当に元気を与えてくれますよね!
実はこれ、迷路。30分ほどかけてひまわりの中を散策しました。
ところで、花が枯れるとひまわりの種って、ぎゅうぎゅうにたくさんつくように見えますが、ある法則に乗っ取って並んでいるってご存知ですか?
0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144・・・・。
これはフィボナッチ数列という法則。(イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチにちなんでつけられた)
隣同士を足すと次の数になる、という数列です。
たとえば、0+1=1 1+1=2 2+3=5 3+5=8 5+8=13 というように。
そして植物の中にこれらの数字がたくさんある、というのです。
ひまわりの種はよく見ると、中心から外側へ、左回りからも右回りからも曲線の列になって種が並んでいるのですが、その列を数えると、左右からとも必ずこの数列に出てくる数字の組み合わせになります。
他の植物でも、花びらの数や、葉っぱのつき方、枝の増え方などにこの数が見られ、この法則によって太陽の光を効率よく浴びることができたり、種をたくさんつけることが出来るといわれています。
北海道の大自然、植物は自由奔放に生えているように見えますが、実はきちんとした秩序があるからこそ自由に伸び伸びと生きているんですね。人間の世界と同じだなあ、なんて思うのと同時に、自然界の秩序に美しさを感じる私たち人間と、植物とのつながりを感じることができました。