こんにちは。
スタッフの寺山です
最近気になった言葉について書きます。
「功徳」という言葉を聞いたことがあると思いますが、どんな時に聞きましたか?
仏教の教えのなかにでてきますね。
辞書では、
①現世、来世に幸福をもたらす可能性のある善行
②神仏の恵み。御利益
と書かれています。
簡単に言うと「良い行い」の事です。
ミャンマーのパガン遺跡はこの「功徳」の教えで600年も栄えていたそうです。
初代王様が戒律の厳しいと言われる上座部仏教をとりいれ、「功徳」として寺院を建てます。
建造に携わった庶民が収入を得て、自分達のわずかな収入の中から「功徳」としてお布施を行い集まったお金で更に寺院を建てます。
その連鎖で大変な数の寺院群が出来上がり遺跡となったそうです。
「功徳」、良い行いをして、来世では天上界に少しでも近付きたいという願いから始まった行いですが、今でもその地域の人々は功徳をし、それを幸せと感じているそうです。
国は滅びてもそこに暮らす人々の生活や文化、精神世界に影響を与えていくのは自然の成り行きですが、「功徳」が根底にある生き方が出来る民族は素敵だなぁ、と思いました。
私達日本人は根底に何があるのかしら?
と自問自答しています。
自然界全てに魂があるという考え方。
周りのもの、太陽、月、風、土、全部に「こんにちは、今日も元気に過ごせています。感謝です。」という感じでしょうか。
でも、お礼はしていないな、とか。
色々と考えが巡っていきます。
そして結局、
「今、自分に出来る事をしよう。」
と、スタジオに向かうのです
その瞬間瞬間を大切にしようと心に決めて。
またスタジオで
スタッフ 寺山恵美子