東京駅の近くでインタビューにこたえていたのは、沖縄のかた。
あの時はまだ中学生だった。
「赤ちゃんだったから何も覚えていないけど」
と話す小学生。
陸前高田も目を見張るほどの変貌を遂げた。
記憶は時間とともにうすれていく、忘れないけどうすれていく。
そんななか、状況のみえにくい、決してよい方向には向かっていると言えないものがある。
原発の事故により、住み続けることのできなくなった町を見に行くツアーがあるという。
私たちの生活に影響はないのだろうか。
記憶をたどれば、まだ鮮明によみがえってはくる。
私に何ができるかを問い続けることが、忘れないことにつながっていくと思っている
はまだみなこ