ニュージーランド旅行

月初め桜色に染まり、
今年も美しく穏やかな春の訪れを感じることができました

新年度になり早や一か月、
気持ちも新たにレッスンに通われていることと思います。

 

私事になりますが、

2月初め、娘とニュージーランド(NZを旅しました。    

その地で触れた雄大な大自然を写真と共に

紹介させていただきます。

 

日本は真冬でも南半球のNZは夏の終わり、

快適な気候の頃でした。

 

オーストラリア、シドニー経由でNZへ。

自然豊かな南島を巡る旅は

クイーンズタウン(Queenstown)の町から始まります。

荘厳にそびえる山々に囲まれ

美しく輝くワカティプ湖畔に広がる町は、

「ビクトリア女王にふさわしい」と、

クイーンズタウンと名付けられたそうです。

山のふもとの乗り場からゴンドラで展望台まで登ると、

壮大な眺めと町並み一望できます。   

 

展望台からの眺望

 

また、町の中心部から少し歩いたところには、

広大な敷地の「クイーンズタウンガーデン」があり、

色鮮やかな花々や小川のせせらぎ、

鳥のさえずりが迎えてくれます。

 

クィーンズタウン・ガーデン

 

咲き誇る花々

 

 

この町に滞在中(3泊)の一日は、

「ミルフォードクルーズツアー」に参加しました。

ミルフォードサウンド(Milford Sound)

南島No1の観光名所

当日は朝6時出発、ガイド付きバスで

途中ビューポイントに寄りながら、

遊覧船桟橋まで片道5時間程で到着です。            

 

Mirror Lakes

 

「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地

 

サウンドは入り江という意味で、

このサウンド内を周遊するクルーズは大人気

切り立った崖から流れ落ちる滝は迫力満点

岩場に横たわるオットセイに癒されたり、

所要約2時間のクルーズは圧巻でした。

 

クルーズ出発

 

フィヨルド航海中

4日目の朝、

マウントクック(Mount Cook)に向けて出発。

移動はレンタカーです。

ちなみに道を走る車はほとんどが日本車でした。

途中、休憩しながらバンジージャンプを見学したり、

クロムウェル(Cromwell)という小さなを散策したり、

ラベンダー畑に立ち寄り、

美味しいソフトクリームを食べたり

楽しいドライブでした。

 

標高3724mマウント・クック

マオリ語で 「アオラキ」

雲を突き抜ける山という意味NZ最高峰です。

翌日は一番人気の「フッカーバレートラック」コース
(往復約3時間)をトレッキング。

山々を眺めながら高原を歩き、

清々しい山の空気を胸いっぱいに存分に
味わうことができました。


雲の間から山が見えてきました

 

神々しいマウント・クック

 

フッカー湖とマウント・クック

 

午後、次の目的地テカポ湖(Lake Tekapo)に向けて出発。

湖畔にたたずむ小さな教会のある静かなエリアですが、
最大の魅力は星空観察マウントジョン天文台ツアー」
(深夜1~3時)への参加です。

月が沈み雲も去って満天の星空のもと、
マニアックなコンダクターの解説を興味深く聞きながら
「南十字星」など、南半球の星空を
観賞

しばし、宇宙の神秘を感じるひと時でした。

 

満天の星空

 

そしてNZ最終地は、
南島最大の都市クライストチャーチ(Christchurch)です。

市内は、ゴシック様式の建物やモダン建築が目を引くアートギャラリーなど、文化的様相を呈しています。

 

アートセンター(オペラ開催)

 

また、日比谷公園の約15倍の広さを持つ
「ハグレー公園」など
数多くの公園があり、
それらは優雅で緑豊かなクライストチャーチを象徴しています。


公園内は「Lime」で移動も!


広大な「ハグレー公園」


クライストチャーチは
2011年の地震で

大きな被害を受けましたが、

この町のかつてのシンボルである「大聖堂」は

現在再建中で、2027年には修復される予定だそうです。

 

あちこちで見かける巨大壁画やオブジェなどの

ストリートアートは遊び心のある町づくりを感じさせ、

都会的なセンスが光ります。

旅の最後を締めくくるとても素敵な町でした。

 

今回の旅行は、ホテル宿泊と共に、

初めて「Airbnb」(いわゆる民泊)を利用しました。

 

マウントクックでは庭付きの一軒家、

テカポ湖ではアパート形式、どんな感じなのか

不安とわくわく感が入り混じっていましたが、

なかなか快適で貴重な体験でした。

 

今回も楽しい旅を計画してくれ、

500キロの長距離を走破してくれた娘に感謝の旅となりました。

 

以上、個人の旅日記風になりましたが、

“NZは今一番行ってみたい国”という生徒さんの声を聞き、

是非この国の素晴らしさを知ってもらいたいと、

皆様にお付き合い頂きました。


帰りの飛行機から

 

最後まで読んでいただき、有難うございました。

 

森 淳子

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